学校選びのポイント

自分を知ろう

将来の自分をイメージするためには

「自分はどうしたいのか」をよく知ることは、進路選択のうえで一番大切です。絵を描くことが得意、人と接することが好きだ、文化祭などでリーダーシップを発揮できる・・・・。自分の得意なこと、好きなこと、夢中になれることは何なのかを考えてみましょう。少しずつあなたの適性が見えてくるはずです。
次に、自分の適性を活かせる職業はどんなものがあるのかを調べてみましょう。そうすると、その職業に就くためには、どんな学校で何を学ばなければいけないのか、目標がはっきりしてきます。高校卒業後の進路は、就職、大学・短大・専門学校等への進学、留学・・・と多様です。自分の可能性を信じて、夢の実現へ向けて積極的に進路選びにチャレンジしてください。

学校を知ろう

専門学校の特色とは?

今、産業界が求めているのは、専門的な知識や技術を持って即戦力として企業で活躍できる人材です。どこの学校を卒業したかではなく、何ができるのかを重要視しています。つまり、「○○ができます」と自信を持って答えられる専門学校の卒業生は、スペシャリストとして企業から、大きな期待が寄せられています。大学・短大が「学術の研究」を目的にしているのに対し、専門学校では、今の産業界が必要としている知識や技術の習得や職業に就くために必要な資格の取得に力を入れた教育を実践していますので、専門学校で学ぶことは、職業への夢を実現する近道でもあります。

専修学校と各種学校の違いは?

専修学校

専修学校は、修業年限1年以上、年間授業時間数800時間(夜間450時間)以上など、法律に基づいて細かい基準が定められ、入学資格によって、専門課程、高等課程、一般課程に分かれています。
専門課程は、高校を卒業した方または、これに準ずる学力があると認められた方が対象で、「専門学校」と称することができます。文部科学大臣の定める一定の規準を満たした専門課程の修了者には「専門士」や「高度専門士」の称号が付与され、大学への編入学や大学院入学の資格もあり、大学、短大、高専と並ぶ主要な高等教育機関といえます。高等課程は、中学校を卒業した方が対象で、「高等専修学校」と称することができます。高等学校と並ぶ後期中等教育の一環を占め、修業年限は1年以上、2、3年間程度が主流です。一般課程は、学歴や年齢に関係なく、幅広く誰でも入学できます。そのまま「専修学校」と称することができます。

各種学校

修業年限は3ヵ月から1年以上、年間授業時間数680時間以上などの基準が定められています。学歴や年齢に関係なく誰でも入学でき、学科・実技を学べます。

認可校・無認可校の違いは?

認可校とは、修業年限・授業時間数・教員数など法律で定められた基準を守り、都道府県の認可を受けている学校です。すなわち、認可校であれば、ある一定の教育水準をクリアしていると考えていいでしょう。一方の無認可校の場合は、法律の制限を受けずにユニークな教育を実践しているところもありますが、学割や公的な奨学金が使えませんので、学校選びの際は、認可校か無認可校かをきちんと調べておくことは、とても大切です。

学校を調べよう

自分の将来が見えてきたら、具体的に学校を調べましょう。パンフレットを取り寄せたり、インターネットで検索したりと、下調べが終わったら、実際に学校を訪ねてみることをお勧めします。ほとんどの学校では、体験入学や学校説明会を実施していますので、積極的に参加してください。どんな実習設備があるのか?先生の人数は?学校の雰囲気は?・・・・。自分の目で学校を確かめることが、とても大切です。在校生トークなどのプログラムが用意されている学校もありますので、疑問に思っていることや不安に感じていることをどんどん質問してみましょう。

何を学ぶ?

目標が決まったら、そのために「何を学ぶべきか」で学校を選ぶのですが、ここで注目すべきポイントはカリキュラムでしょう。
専門学校では、実技や実習にウエイトを置いたカリキュラムで学ぶので、その卒業生は即戦力として多くの企業に歓迎されています。また、専門学校では職業に直結した資格の取得にも力を入れていますので、就職活動までにどんな資格が取れるのかを確認することも忘れずに。資格をきちんと取得していることは、企業から高く評価されるポイントのひとつです。
これから専門学校を実際に選ぶときには、どのくらいの関連教育科目がカリキュラムの中に組み込まれているかという点にも注意してほしいと思います。

優秀な技術者、豊かな人間性を育む学校を選ぼう

専門学校では、実技・実習科目の重視はもちろん、関連教育科目を重要視する学校が増えつつあります。
関連教育科目は、ただ知識を拡げてくれるだけでなく、人間としての成長にも大きな影響を与えてくれます。
また、同時に先生や仲間との交流も、欠かすことのできない自己成長の要素のひとつです。
ただ、学生数があまりにも多いと、スムーズな交流もむずかしくなってきます。
大規模校では、1クラスの人数が限定されているか、
先生との交流の場は確保されているのかなどの点も考慮しておきましょう。

どうやって学ぶ?

次に大切なことは施設や設備の問題です。例えばシステムエンジニアやプログラマなどのコンピュータ技術者を育成する学校に、コンピュータや周辺機器の台数が不足していては困ってしまいます。調理師を養成する学校で実習設備が乏しいと不安になるでしょう。文系分野の一部を除き、専門学校での教育と実習施設・設備は、密接に関連しています。ゆえに、学校を選択する際には、設備・施設が充分にそろっているか、また単に数が多いだけでなく、産業界の技術動向に合っているかなど、教育環境の充実に常に力を入れているかどうかまで、チェックしておきたいものです。

誰に学ぶ?

人と人とのコミュニケーションが必ず存在するのが学びの場です。それだけに、優れた設備を使って教育してくれる先生の存在は欠かせません。例えば有名な非常勤講師といっても、講義は年に1回だけの場合もあれば、常に学生と接している場合もあるでしょう。このあたりは、体験入学などの機会にぜひ詳細に確かめてみてください。

就職の実績は?

あなたの一番の関心事は、専門学校卒業後の就職状況についてでしょう。学校の多くは、入学案内に就職状況を掲載していますが、より詳しい情報については、積極的に学校に問い合わせたり、先輩などに尋ねてみましょう。また、その学校の卒業生の中から、一線級のプロを輩出している実績があれば、そこは相当なレベルの教育を行っているといえるでしょう。ただし、いくら優秀な人材を送り出していても、分野によっては一般には名前が知られていない場合もありますから、一概に判断できない場合もあります。肝心なのは、学んだことが活かせる企業にどれくらい就職しているかという点をきちんと確認することです。

「本気になって専門学校でやる気がありますか?」
最後にもう一度、自分を見つめよう。

適性判断は本来、職業を決める段階で誰もが必ず通る道です。
専門学校は、職業と直結しているために、
同じ夢を持つ仲間とお互いに切磋琢磨して学ぶところです。
さぁ夢の実現に向けてあなたのやる気をもう一度確認してみましょう。